映画監督の今村昌平が開校したことで知られる専門学校「日本映画学校」が、映画教育と映画研究のための単科大学「日本映画大学」の開校を目指していることが2009年1月29日にわかった。映画の4年制単科大学は国内初となる。
「日本映画学校」を運営する学校法人神奈川映像学園によると、新キャンパスとして、廃校予定の川崎市立白山小学校跡地に「白山キャンパス」を設ける。また、現在の日本映画学校敷地を「新百合ヶ丘駅前キャンパス」とする。
2010年3月の文部科学省への大学設置申請を目指しており、認可がおりれば、はやくて2010年10月以降から学生を募集する予定。2011年4月の開校を目指す。
同広報部は「映画に関する技術を教える教育だけでなく、映画のアーカイブの研究も行っていく。総合芸術の映画にとって、美術、音楽、演劇に対する教養は大事なことですし、その入り口を教えたい」とはやくも意気込んでいた。