派遣社員や主婦といったふだん受診する機会が少ない層に「的」
サラリーマンであれば、会社から健康診断を受けるように指導されるが、自営業者や派遣社員、フリーター、主婦といった人は、ふだん受診する機会が少ない。病院にかかれば、初診料だ、診察料だとお金がかかってくるから、ちょっとしたことでは「検査しよう」と思えないこともある。
すでにメタボと診断された人でも、日々の運動や食事療法の成果を確かめたいと思っても、血液検査だけのために、わざわざ病院にいくのは面倒だ。
病気かどうかわからないのに、病院に出向くのも気が引けるもの。しかし、糖尿病などは症状が現れたときにはすでに進行しているため、ふだんから健康チェックを怠らないようにすることが大事だ。ケアプロの川添高志社長は「生活習慣病を未然に防ぐためにも、気軽に検査できる場を提供する必要があると考えた」と話す。
「土日の来店者数は、1日20人くらい。まだまだ、これからです」(浅井裕美店長)と話すが、評判はジワジワと広がっている。