「辞めてもらいたい議員名」投票 阿久根市長自分のブログで募る

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   鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、自身のブログで市議の不人気投票を行っている。市長は「データの集まり方に興味があり、思いつきでやった」と説明している。

ブログで「議会は時間の無駄」「トンデモ議員」

   2009年1月12日のブログでは、「阿久根市議会で最も辞めてもらいたい議員は?」と題して、名簿順に市議会議員15人全員の名前を挙げて投票を募っている。ユーザーは自由に投票できるほか、「全議員辞めてもらいたい」「全議員が残って欲しい」という選択肢もある。

   前日の1月11日のブログでも、「竹原信一阿久根市長を支持しますか」という自身の支持率調査や、「阿久根市議会は解散すべきだと思いますか」という議会解散の是非を問うアンケートへの投票を呼びかけている。

   竹原氏は、2008年9月に阿久根市で行われた市長選で、初当選を果たしたが、選挙期間中にブログの更新を続けたことに選挙管理委員会から注意を受けた。しかし、これに「総務省の公職選挙法の解釈がおかしい」などと反発したこともあった。また08年10月には、従来から取材拒否をしている南日本新聞の記者に対して「あっかんべぇ」をしたことを記事で暴露され、市議会で「品位に欠ける」などとして問題化したこともある。

   ブログでは「議会は時間の無駄」「トンデモ議員」などと書き、議員を名指しで批判することもある。08年12月の市議会では、「議会を無視している」などの理由で不信任案を出す動きがあったばかりで、今回のネット投票についても反発する市議が出てきそうだ。

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