20歳代よりも50歳代以上に支持される
無料年賀はがきのティポカは、圧着はがきの内面に広告を載せることで、切手代を無料にする新たなビジネスモデルとして注目された。インターネットの同社のホームページから注文すると、現物が届くシステムで、ネットを利用できなければ入手できないところがネットベンチャー企業らしい特徴だったが、結果的には20歳代よりも50歳代以上に支持される格好となった。
実際に配達されたティポカは、「1等100万円」の「お年玉くじ」も付き、体裁は官製の年賀はがきにそっくり。圧着面に広告を載せることで両面が無地のまま使え、利用者の負担がゼロとなるはがきは世界でも初めてという。広告のスポンサーにとって、年賀はがきは「ダイレクトメールとしては開封率が高く、家族で読まれるなどメリットが多い」とされ、メディアインデックスは新たなビジネスモデルとして特許を申請している。