ソニー 新春に「革新的」VAIOを発表 低価格モバイルに参入か

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   ソニーが新しい「VAIO」を発売する。ソニーは2008年12月24日、「VAIO」のホームページ上に「VAIO New Mobile Coming Soon」の文字と白い封筒の予告広告を掲載した。数日前までソニーのニュージーランド法人のホームページには、2009年1月9日に発売、今までのノートパソコンの見方を覆すような、「革新的」なモバイルノートPCが発売されるという記載があった。

ハンドバックに入るくらいの超薄型・軽量なPC?

   新型VAIOは、ソニーのNZ法人のホームページが、2009年1月9日に発売予定と伝えた。ソニーは、「NZ法人のホームページはすでに閉鎖しました。商品の詳細については、発表日を含めてまだ決まっていません」(広報センター)と話している。

   しかし、「VAIO」のホームページ上には、ドレスアップした女性が抱えているハンドバッグから、白い封筒を取り出す姿が映し出されている。あたかも、新型VAIOがその封筒に入っていて、それが超小型・軽量のモバイルノートPCになると示唆しているかのようだ。

   現在販売されているVAIOシリーズの最新型は、2008年9月10日に発売された「type T」だ。サイズは幅272.4×奥行き195.1×高さ21~28.5ミリ、重量1.25キログラムというから、小型・軽量という点ではこれもかなりの代物。

   また、モバイルタイプの「type U」は、ワンセグ対応でハードディスクの代わりにフラッシュメモリーを搭載した、幅150.2×奥行き95×高さ32.2~38.2ミリ、重量約500グラムの超軽量サイズ。

   すでにこれだけの「小型・軽量」のVAIOを取り揃えているのに、新春に登場する新型VAIOはどんなものなのか。

低価格打ち出すのか

   気になるのは値段だ。パソコン市場の主戦場は、いまや低価格路線。モバイルノートPCでは、台湾製の「ASUS」が5万円台のPCを投入、それに追随するように国内外のPCメーカーが「5万円PC」を発売している。

   「VAIO type T」の価格はソニーの公式直販サイトで16万4800円から。「type U」は、10万9800円から。ソニーは、「値段についても詳細をお話できる段階ではありません」という。もちろん、新型VAIOにどんな機能が付いているかにもよるが、あまり高値だと敬遠されてしまう恐れがある。

   ソニーもいよいよ「低価格」のジャンルに参入するのだろうか。

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