2度の喫煙騒動で所属事務所を解雇された女優の加護亜依さん(20)は、2008年4月の芸能界復帰後タバコは吸っていない、としていたが、実はやめていなかった。08年12月21日放送のテレビ番組で告白した。
「私はタバコのポイ捨てはしません」
加護亜依さんが出演したのはTBS系報道バラエティ「サンデー・ジャポン」。番組では地下鉄・白金高輪駅構内で08年12月15日に白煙が上がり運転を見合わせたトラブルを取り上げた。運転士が捨てたタバコが原因だったのに関連して加護さんは、
「私はタバコのポイ捨てはしません。いけないことだと思います」
とコメント。
番組に出演していた女医の西川史子さんが、
「加護ちゃんはやめてないの?タバコ」
と聞くと、
「あっ、やめてないです」
とあっさり白状してしまった。
さらに、東国原英夫宮崎県知事がタバコの増税についてどう思うか、と聞くと、
「タバコ、ちょっと高くなってきていますからね。そうですね、できるかぎり、みんな(タバコを吸うのを)やめましょう」
と話した。
やっぱりずっと吸っていた??
加護さんの喫煙「履歴」を見ると、06年2月に未成年なのに喫煙していることが写真週刊誌「フライデー」で発覚。「もう吸わない」としていたが、07年3月に2度目の喫煙が「週刊現代」で報道され、所属していた芸能事務所を解雇された。08年4月に芸能界に復帰。翌月に行われた記者会見では喫煙した理由を、
「自分が落ち着く場所がなかった。何を考えていたかわからない。惨めです。今は吸ってません」
と答えていた。
禁煙するために、ミルク飴とミントのガムを使った、などと話したが、08年6月に自身のブログで、映画ロケで香港に行った際に「ちょっとだけ吸った」と告白。約束を破ったとファンからバッシングされると、
「でも、勘違いしないでほしいのはずっと吸ってたわけじゃないって事です」
などとブログで釈明していた。