児童買春で捕まったという人物が2ちゃんねるで明かした告白内容が、「リアルだ」と話題になっている。警察が職場まで来たり、被害者の親からの多額賠償が怖かったり…、「地獄」だったというのだ。やはり悪いことをすれば、生活が破壊されてしまうのか。
高額請求の夢にうなされる日々
逮捕経験の書き込みを紹介したブログ日記
「たいーほ経験者です。いやーあれは地獄ですよ。二度と勘弁です。警察は侮れませんね」
児童買春を告白した人物は、2ちゃんねるのスレッドでこう話題を振った。書き込まれたのは、2008年10月31日~11月2日。が、2ちゃんの投稿をまとめたブログ「えっちら2」で12月18日になって紹介されると、リアルな内容から、ネット上で大きな話題になっている。
そのエントリーは、「中2の子と縁して逮捕された」。書き込みによると、男性とみられる投稿者は、ある日の朝7時、職場駐車場に止めた車の中で仮眠していたところ、自分の携帯電話が鳴るのに気づいた。知らない番号だなと思って電話に出ると、それはなんと警察からだった。心当たりはなかったが、どこにいるのかと聞かれ、職場を教えた。
待っているうちに事態に気づき、その後は、「地獄が待ってました」。5年以上前に中学2年の女子生徒と児童買春をした疑いで、半年後に3人の私服警官に囲まれることに。シラを切ると、「正直に言わないと大変な事になるぞ!」。諦めて白状すると、警察署で逮捕され、12日間留置された。
留置所では、朝食は白米と味噌汁だけ。風呂は、冬なので5日に1回、15分だけだった。また、同室のヤクザから毎日、武勇伝を熱く聞かされた。「自由と言っても部屋から出れないので暇で死にそうになります」と振り返っている。
11日目になって、初犯なので罰金50万円と知らされ、会社の上司に連絡してキャッシュカードで現金を引き出してもらい、上司と一緒に罰金を払うはめになった。
さらに、女子生徒の親から訴訟を起こされると負けると言われ、高額請求の夢にうなされる日々。会社も懲戒解雇となり、再就職も地獄だったという。