後ろを向いてバットを振る!! お粗末野球ゲームにネット騒然

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   漫画雑誌「少年サンデー」に連載中の大人気野球マンガ「MAJOR」(メジャー)。NHK教育テレビでアニメ化もされた。そのゲームソフトが任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」で発売されたものの、「あまりにもバグ(プログラムミス)が多すぎ」とネットで騒がれている。ピッチャーの顔が逆を向いているように見えたり、バッターがピッチャーに背を向けバッティングしたりなど、信じられない映像がたくさん現れたのだ。あまりのバカバカしさに「すごく笑える」「ぜひ欲しい」などのカキコミも出ている。

9回終わって5対2なのに延長戦

   「MAJOR」は満田拓也さん原作のマンガで、主人公・茂野吾郎が少年野球から高校野球を経てメジャーリーグを目指し、人間としても成長する姿が描かれている。2004年からNHK教育でアニメ化され、09年1月からは第5シリーズが始まる。08年冬にはアニメ映画が公開された。その「MAJOR」の野球ゲーム「メジャー Wii パーフェクトクローザー」が、「Wii」用ソフトとして08年12月11日に発売されたが、あまりにもバクが多すぎるというのだ。

   ネット上で報告されたバグはこんなものだった。

――バッターがバックネットの方を向いて構える。後ろ向きのままでスイングすると、当たるはずのないボールがバットに当たりヒットになる。バントをすると、球は外野まで転がり、転がった球をキャッチャーが捕りに行く。一塁手が一塁ベース上で球を後逸。セーフになるはずのランナーが、突然アウトになる。9回終わって5対2なのに延長戦が始まる。

   ほかにも、バットを振ると、腕とバットが2倍以上に伸びたように見える。首が180度回ったかのように反転。体の後ろに顔が付いている、などなど枚挙にいとまがない。

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