美少女イラスト使った「あきたこまち」 「萌えキャラ」で町おこし

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若者を呼び込むイベントの企画が進む

   西又葵さんのブログには、「生まれて初めてお米を10kgも買った」「ライス買いすぎてもうすでに今月ピンチ」というファンのコメントが書き込まれている。米のほかに、西又さんのイラストは羽後町の「焼酎」や「いちご」のパッケージにも用いられていて、併せて購入するファンもいるようだ。JAうご佐々木課長は、

「年明けに羽後牛を使ったレトルトカレーを発売しますが、そのパッケージにも西又先生のイラストを使う予定です。米と一緒に購入していただければ」

と話す。来年も萌えキャラを使った農産物が続々と登場しそうだ。

   一方で、若い人を呼び込むイベントの企画も進んでいる。人口1万8400人で、高齢化が進む羽後町。

「来春、西又先生に羽後町に来ていただいて、ファンとともに田植え体験をする企画を考えています。先生のスケジュール次第ですが、実現させたいですね」

と明かす。

   羽後町役場企画課の職員も、

「毎年8月に行われる『西馬音内盆踊り』以外に観光客はほとんど来ないので、何かイベントを企画していきたい」

と話している。「萌えキャラ」で町おこしとなるか。

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