大統領を左右に動かして、前方から飛んでくる靴をよけて遊ぶ
このゲームを作ったのは、英グラスゴーにあるソフトウェアメーカー、「Tエンタープライズ」。同社は、これまでにも時事的な風刺ゲームを製作してきたことで知られているが、今回のゲームについても、同社の役員が英テレグラフ紙の取材に対して
「(会見の)ビデオを見ると、シークレット・サービスは、2つめの靴が飛んでくるまで大統領を守るための動きを取らなかった。今後、世界のリーダーに向かって『靴攻撃』があったときのために、SPは、このゲームで訓練してみては」
と、皮肉たっぷりのコメントを寄せている。
フランスでも、「靴事件ゲーム」が開発されている。英国製のものとは違って、プレーヤーはブッシュ大統領を左右に動かして、前方から飛んでくる靴をよけて遊ぶ仕組みだ。よけそこなって靴が4回命中すると、大統領の体力メーターがゼロになってゲームオーバーになる。つまり「ゲームオーバーまでの時間を長くできたほうがいい」ということになるのだが、ゲームの掲示板には
「1回目で47.12秒までいった!」
「これはすごい。笑い死にそう」
といった感想がつづられている。