「サイバー攻撃」元は「IPアドレス割当国 韓国」
一方、日本の巨大掲示版「2ちゃんねる」では2008年12月14日夕方頃から、サーバに負荷がかり、一部サイトが見られないという状態が続いた。その後、同サイトのサーバ管理者とされるユーザーが「サイバー攻撃」元のIPアドレスを開示したところ、「IPアドレス割当国 韓国」となるものが多く含まれていたことから、「スケートの逆恨みでしょうね」「浅田に負けて2ちゃんに腹いせするという脈略の無さ」といった書き込みが相次ぎ、韓国からの「サイバー攻撃」説が流れた。
キム・ヨナ選手は、出演CMは10本以上に上り、テレビ番組で歌声を披露するなど、韓国では「国民的アイドル」。GPファイナルでは、同大会に出場した安藤美姫選手も「ヨナ・キムちゃんのコンサートみたい」と漏らすほどの盛り上がりを見せていた。
日韓交流掲示版「enjoy KOREA」では、GP終了後に日韓のユーザーから浅田選手を祝福する書き込みが相次いだ一方で、「キム・ヨナちゃんは、韓国人の変なリズムの拍手のせいで、ジャンプを失敗したり転倒したりしたんだぞ」といった、韓国の観客の異様なほどの盛り上がりを批判する日本人の書き込みもなされた。韓国人ユーザーからも、「これは本当に認めなければならない」「同感」といった声があがるなど、大きすぎる「国民の期待」の背負うことになったキム・ヨナ選手に日韓両国のスケートファンから同情の声が上がっている。