合コンや初デートの時などに気に入った男性を「落とす」必殺テクニックについて女性にアンケート調査したところ、40%近くが「持っている」と答え、その約80%が、「失敗したことがない」という。いったいどんな恋愛テクニックを使っているのか。
恋愛テクの成功率、なんと8割!
この調査は、女性・OLのための情報サイト「OZmall」(オズモール)が行った「OLの恋愛&エッチのホンネ調査」。2008年10月31日~11月18日にかけて、同サイト会員の80万人(平均年齢29.5歳)のうち516人が回答した。それによれば、「恋愛の必殺テク、ある?」の問いに37%が「ある」とし、恋愛テクが「ある」答えた人に、「恋愛テクを実行して、失敗したことある?」と聞いたところ78%が「無い」と答えた。
必殺テクの中身は「気になる人を見つめる」、「ボディタッチをする」と答えた人が多く、「キャラ作りをする」「デートの回数でキスのしかたを決める」「メールの送信タイミングを考える」というものもあった。
例えば、
「目が合ったら『ドキっ!』として表情をして目を逸らす。それを何度も繰り返す」
「男性と友達みたいに仲良くなる。で、慣れたところで女子な部分をまた見せる」
「メールアドレスを交換したら、自分からすぐには出さない。興味があるんだかないんだか、わらないところで抑える。初デートは、キス以上はせずに帰る」
などだそうだ。
若い男性は恋愛に関しては受け身
「運がよくなるお引越し」「女豹本!~狙ったオトコを必ず射止める60のテク~」などの著書があり、現在ケータイ小説「子宮の記憶」を連載中の島田佳奈さんはJ-CASTニュースに対し、男性を「落とす」テクを持っている女性が40%近いという数字は、今の時代をよく表している、と解説する。ここ数年間、恋愛は女性がリードするようになっていて、特に若い男性は恋愛に関しては受け身になっているというのだ。
島田さんは、
「女性も恋愛がしたいですから、そうなると自分でどんどんアプローチしなければならない時代です。アプローチすれば『落としのテクニック』も磨かれていくわけです」
と話す。「おごる」と食事に誘うのも女性の方から、という現象も出ているという。また、80%の女性が失敗はない、としているのは、「失敗を失敗と感じていない」ということなのだそうだ。
「アプローチする女性は常に前向きですから、一度や二度うまくいかなくても、三度目か四度目に『落とせる』と思う。『落とす』のに1年かかったとしても結果的に成功、という考え方なのです」
結局は恋愛においても女性の方がバイタリティーがあり、前向き。男性が「オレに付いてこい!」という恋愛スタイルは、過去の話になってしまったのだ。