「素の自分で戦いたい」 「すっぴん」見せたがる女性たち

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メイクは、濃い目と「すっぴん」の2極化進む

   一方、女性の回答は、初めて彼氏とお泊りする日に「すっぴん」がアリは38人(76%)。彼氏に「すっぴん」が別人と言われたことがあるのは7人(14%)。「すっぴん」のほうが可愛いと言われたことがある、は31人(62%)で、無いが19人(38%)だった。最初の質問で「すっぴん」はアリ、と答えた理由は、

「はじめに見せておかないと、すっぴんを見せるタイミングを失いそうだから。(27歳・会社員)」
「素顔を好きになってくれたらもっと嬉しいから。(24歳・プロダンサー)」

というものがあった。

   美容・健康商品の通信販売会社ラグランジュ社長で、「ミクシィ」で6万4000人が参加するコミュ「最上級のすっぴん美人」を主宰する谷川明日香さんJ-CASTニュースに対し、「女性がメイク時でも、すっぴんでも、キレイでありたいとの願望は過去も現在も同じだけれど、特にすっぴん指向が顕著になったのは07年から」と指摘する。きっかけになったのは「オーガニック」と呼ばれる無添加で安全性の高い化粧品が注目されてから。「肌力」を付け、「すっぴん」でもキレイな自分になろう、と努力をしているという。

   「自分を隠さず素の自分で戦う、という感覚ですね。彼氏と泊まりに行ったときなど、どうしてもお化粧は取れますよね。そんな時でも、キレイでいられたほうが、自分も安心、ということもあります」

   女性のメイクのトレンドとしては、雑誌「小悪魔ageha」に代表される濃い目の独特なものと、「すっぴん」の2極化が進んでいるそうだが、「すっぴん」が09年以降も注目されていくのは間違いないのではないか、と谷川さんは話している。

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