クリスマスプレゼントに、ブランド品を安く買う
車用品、ファッション、家具・インテリアなど幅広いジャンルの商品を約1800万点扱い、登録ショップが3万店を超える「ECナビ」。ここも利用者が増えていて、10月の月間利用者は411万人、月間PVは7億5000万にのぼる。カテゴリ一覧で簡単に検索でき、商品の説明が詳しく載っているので、初心者にもわかりやすいと好評だ。
「検索キーワード」のランキングもあり、11月23日から29日までは「GUCCI」「Burberry」「VERSACE」などのブランド名が上位を占めている。ECナビ広報担当者は、
「クリスマスが近づいているので、プレゼントにブランド品を安く買えるところを探しているのではないでしょうか」
と指摘し、不況も影響して「プレゼントも賢く選ぶ」という本音がうかがえる。
利用者の多くを主婦が占める価格比較サイト「ベストプライス」は、ベビー・キッズ用品に力を入れている。扱い点数は4万7102(12月2日現在)で、運営会社インタースペースの広報担当者は、「この分野では大手の比較サイトよりも多い」と胸を張る。11月末時点での会員数は27万人弱。リピートが多いのも特徴だ。他にも化粧品、スイーツ、コミックなど女性が好きなジャンルを選りすぐっている。
女性に特化し始めたのは、08年になってから。その理由は「女性の方が、男性に比べて消費意欲が旺盛」だからだそうだ。消費が落ち込んでいる時こそ、女性の買い物へのパワーに期待したい、ということらしい。