ポータルサイトもユーザーのコメントにピリピリ
ネットの掲示板の殺害予告などで、警察への通報、逮捕という事例が増え、ポータルサイトも相当気を遣わなければいけない状況になっている。特に、08年6月に東京秋葉原で起きた無差別殺害事件以降、ポータルサイトもユーザーのカキコミにピリピリしており、ライブドア広報は、
「秋葉原の事件以降、総務省からインターネットの予告情報の通報依頼が出た。これまで通報に至るカキコミは出ていないが、24時間体制で監視している」
と打ち明ける。ちなみに、同社のニュース欄へのコメントは会員登録しなければできないが、公序良俗を乱すようなコメントばかり送るユーザーに関しては、「スパム」扱いをし、カキコミを拒否するようにしているのだという。
ポータルサイトのコメントが最近ひどい、という話題は巨大掲示板「2ちゃんねる」でも出ている。誹謗中傷が多く、「工作員」が暗躍していると思えるものが多い、というものだ。
「コメント欄の連中の方がドス黒くて気持ち悪い」
「他人を叩くことでしか満足を得られないなんて、生きる価値ゼロの人間だと思うよ」
「まだ2chのこのやりとりのが優れている」
などのコメントが出ている。