不景気でも「白物家電」は好調 「省エネ」「高機能」が市場牽引

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東芝は「ecoスタイル」テーマに異例の大型新聞広告

東芝は異例の大型新聞広告を展開
東芝は異例の大型新聞広告を展開

   パナソニックの08年9月中間連結決算を見ても白物家電は好調だった。社名変更に伴って、白物家電を「パナソニック」ブランドで展開し、「省エネ」もアピールする。「白物家電でエコに取り組むことは、家電メーカーでは当然のことになってきている」とある家電メーカー社員は話している。

   一方、東芝は2008年11月22日に「ecoスタイル」をテーマにした全8ページにわたる異例の大型新聞広告を掲載した。具体的な数字を示して環境負荷を掲載したほか、炊飯器の「40時間保温」、電子レンジの「カロリーカット」など「高機能」もアピール。テレビCMや店頭でのキャンペーンも打つなど、同社ではかつてないPRぶりだ。

「冷蔵庫・エアコン・洗濯機・電球蛍光ランプの4商品でエコを強くアピールしたい。省エネに対する意識は消費者のなかで高まっている。また、高付加価値の商品を出し、『この商品だったら』ということで購入してもらえれば」

と東芝の広告担当者は話している。

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