「羞恥心」解散報道のモヤモヤ 所属事務所は全面否定するが…

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   超人気のおバカイケメン三人組「羞恥心」が電撃解散する、との報道が流れた。原因はメンバーの1人上地雄輔さん(29)が「おバカキャラを辞めたい。でなければ引退する」と所属事務所に直訴したからだそうだ。「羞恥心」を生んだフジテレビや上地さんの所属事務所は「解散」を全面否定しているが、プロデュースをした島田紳助さんが、「羞恥心」は08年末で解散するスケジュールにしたい、とテレビで語ったこともあり、それが「疑惑」を生んだようだ。

「おバカキャラを続けるなら芸能界をやめる」??

上地さんの「おバカキャラを辞めたい」発言が発端?
上地さんの「おバカキャラを辞めたい」発言が発端?

   「羞恥心」の電撃解散を報じたのは「東京スポーツ」(2008年11月20日付)。記事によれば上地さんが、

「おバカキャラをやめさせてくれないなら、芸能界をやめる!」

と言い出した。今やドラマやバラエティーに引っ張りだこで、09年にNHKの大河ドラマ出演も決まった。ブログのアクセス数がギネス認定されるなど超人気で、「バカ」ではない自分が、いつまでおバカキャラを演じなければならないのか、と噛み付いたのだという。

   「羞恥心」は、上地さんと、つるの剛士さん(33)、野久保直樹さん(27)のユニット。フジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンll」に出演した際に、司会の島田さんがこの3人のあまりのおバカぶりに「羞恥心」と命名。なぜか人気が出て、島田さんがプロデューサー、作詞を担当し歌の世界へ。08年4月に発売したCDが大ヒットし人気が沸騰した。同紙によれば、島田さんに上地さんの担当者が解散を申し出た。島田さんは突然の申し出に激怒したものの認めざるを得ず、解散が決定したのだという。年末のNHK「紅白歌合戦」に出演し、新年の「ヘキサゴン」でファイナルを迎えるのだそうだ。

   もっともらしい話しだが、記事にあるように本当に解散してしまうのだろうか。日本テレビ系情報バラエティー「スッキリ!!」(08年11月20日)では、「解散もありえる」という話の流れだった。番組を進行したフリーアナウンサーの大竹真さんが、コメンテーター陣に向かって、

「(報じたのが)東スポでしょ!?ということもおありのようですが、これを思い出してください」

と、08年5月12日の東スポを取り出した。一面トップは「サザンオールスターズの解散」。「サザン」の解散を最初に報じた実績がある、と強調した。また、芸能レポーターの井上公造さんが、08年夏にプロデューサーの島田さんと会ったときの話を明かした。

「羞恥心は年内いっぱいみたいな形でやろうというような事をおっしゃってた。プロデュース的な狙いというと、一つの目標というのが紅白歌合戦だと思うんですよ」

   確かに島田さんは夏に出演したテレビ番組でも、羞恥心の今後のスケジュールについて、08年末の「紅白歌合戦」に出場して電撃解散、「巣立っていく子供を見守る親のような気持ちだ」などというようなことを話していた。

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