読売テレビなどが製作した人気アニメ「ヤッターマン」。日本テレビ系で毎週放送されるはずなのに「放送休止が多すぎる」と話題になっている。確かに2008年1月から10か月間に20数回のみの放送というのは、レギュラー番組としては異例の少なさだ。
「ファンを裏切らないでほしい」
08年11月18日付の読売新聞投書欄「放送塔」に、「休止多い『ヤッターマン』」の見出しで投書が掲載された。投書したのは33歳の男性会社員。
「ヤッターマン」が30年ぶりに復活しとても喜んでいたが、08年11月10日の放送は2か月ぶりだった。このように、レギュラー番組にもかかわらず放送休止が多すぎる、とし、
「毎週楽しみにしているファンを裏切らないでほしい」
と結んでいる。
「ヤッターマン」の放送回数を調べると、08年1月から10か月間で25回。08年3月までは、ほぼ毎週放送されていたが、4月、8月、9月は放送が月2回。9月8日から11月10日まで約2か月放送が無かった。なぜ休止になってしまうのか不思議に思った人も多くいて、今回の投書はネットでも話題になった。休止が多い原因についても、視聴率が取れないからではないか、関連玩具が売れないからではないか、といった噂が飛び交った。視聴率を調べると、3月3日放送が10.0%、5月1日が8.5%、9月1日が7.9%(関東地区:ビデオリサーチ調べ)と、下がり続けているようだ。