ソフトバンク10月も純増トップ 「11月危機説」はねのける

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イー・モバイルが首位をうかがう勢い

   ソフトバンクは電波や基地局などの問題から、ユーザーの間で「ドコモやauに比べてつながりにくい」との不満の声がある。販売奨励金の廃止とホワイトプランのような料金設定も他社が追随したため、ソフトバンクの優位性が薄れたのは事実で、「11月危機説」がささやかれる根拠の一つになっていた。これに対して、孫正義社長は「ホワイトプランで家族割引などを利用しているユーザーは簡単には離れない」などと反論していた。

   いずれにせよ、注目された10月の純増数はソフトバンクが首位を守り、風評を吹き飛ばす形となった。しかし、データ通信カードが好調で、タッチパネル式のスマートフォンなどで攻勢をかけるイー・モバイルが首位をうかがう勢いを見せている。ソフトバンクは首位を守ったものの、純増数は3カ月連続で減少している。ホワイトプランを導入した07年1月から間もなく2年を迎えることもあり、引き続き今後の動向が注目されそうだ。

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