1人160枚までで、販売目標は1000万枚
tipocaは同社のホームページから1人160枚まで注文できる。当初の販売目標は1000万枚だが、早くもインターネットのキーワードランキングで「tipoca」が上位を占めるなど、人気ぶりを示している。
日本郵政グループの09年用の年賀状の発行枚数は39億5000万枚。年賀状の販売枚数はインターネットの普及とともに減少傾向にあるのは言うまでもない。ところが、「年賀状が無料になれば、ネット依存度の高い若者たちも年賀状を利用するようになる」と、メディアインデックスはみている。一 方、日本郵政はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のミクシィと組み、ミクシィのユーザーがネットを通じて年賀状を仲間に「投函」できるサービスを新たに開始した。09年に向け、ネットと郵便の競争と融合の関係は一段と複雑になりそうだ。