携帯電話サイトでの投稿数はどこも右肩上がり
携帯電話などのブログやSNS、掲示板などの監視運用を行っているガイアックスの担当者はJ-CASTニュースに対し、
「10代が使っているケータイサイトの削除対象のほとんどは、性行為を目的とした個人情報を交換するような書き込みや、自分の局部などのわいせつな画像をアップロードしたもの」
と打ち明ける。
こうした「援助交際の誘い込み」や「わいせつ画像のアップ」も「小遣い欲しさ」や「興味本位」といった安易な動機がほとんど。自身のわいせつ画像を投稿して女子高生などが検挙された事件を担当した捜査関係者も「罪悪感がまったくない様子で、そうしたことが問題だ」と10代の少年・少女のモラルの低下を嘆く。ここ最近、携帯サイトでの少女の売春を誘い込む書き込みが「激増」している背景について、ある専門家は、
「警察が捜査に力を入れているということもあるだろうが、携帯電話サイトでの投稿数はどのサイトも右肩上がりで急増している。(少女の)利用が増えれば、そういった書き込みも増えてしまう傾向があるのではないか」
と憂慮している。