独自に英語や中国語通訳の検定試験を行ってきた「日本通訳協会」が、「協会の閉鎖」を理由に、2008年11月9日に予定していた検定試験を突然中止したことが明らかになった。08年12月に予定していた検定試験も中止する。
同社は08年11月4日に、経済不況の中で必要な金融支援も受けらなくなったとして、閉鎖をホームページで発表。「業界の各社と協議中で、受験料がむだにならないように努力していく」「今後の方向が決まり次第、通知する」などとしている。同社は1973年に創業し、独自に英語と中国語の「通訳技能検定」を行ってきた。