集英社少年少女誌の単行本を9月に値上げしたばかり
値上げに踏み切ったのは、講談社だけではない。集英社は、「ジャンプコミックス」「リボンマスコットコミックス」などの少年少女誌の単行本を、08年9月に410円から420円に値上げしたばかり。値上げの経緯については、
「複合的な理由です。全般的に、制作原価が上がっています」(広報室)
と、「原油高だけが理由ではない」との立場だ。
また、「サンデーコミックス」などを発行する小学館に、今後の値上げの予定について聞いてみたところ、
「今年(08年)4月に新刊については410円から420円に値上げしたので、今のところさらなる値上げの予定はありません」(広報室)
との回答。ほぼ集英社と同じ状況だ。
原油高などのコストアップは、漫画の読者層である小学生の懐にまで影響しているようだ。