「気象庁の情報をチェック、注意を怠たるな」
噴火予知連絡会によれば、同時に5つの火山で警戒を呼び掛けたのは2、3年ぶりだそうだ。全国各地で火山が噴火するというのは日本の火山全体が活動期に入ってしまった、ようにも見える。「火山噴火」「富士山噴火」などの著書がある京都大学人間・環境学研究科の鎌田浩毅教授はJ-CASTニュースの取材に対し、今回の発表は日本の火山が活動期に入ったことを示すものではなく、いつ噴火してもおかしくない108個の活火山の通常の状況とし、「日本でこれくらいの数の火山活動は日常的なもの。ただし火山は突然変化し、かつての桜島のように大噴火になることもある。気象庁発表の情報をチェックし、注意は怠らないようにしてほしい」と話している。