東国原知事 「日本全体が無思考状態のような気がする」

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   宮崎県知事の東国原英夫さんが2008年10月7日のブログで、「政治課題」と題した記事を掲載、衆院選出馬の件について言及している。

   衆議院選挙に関して東国原知事は、「このまま行くと、与党が政権をとっても、野党がとっても、宮崎にとっては、大きな損失を選択することになるような気がする」との考えを示す。とはいえ、気にかけているのは宮崎県のことで、宮崎の現在、未来をもっと真剣に考え、議論し、行動することが必要だと熱っぽく説いている。

   だが、誰も答えを見つけられず、アイディアもない。いや、探そうとしてもいないのではないか、と東国原知事は声を荒げんばかりの様子だ。「日本全体が無思考状態のような気がする」とも。

「僕だけが、思い悩み、周りがただのほほ~んとしているように感じ、こんなに日本の未来について考えている自分が時々アホくさくなる(笑)。まぁ、僕の勘違い、被害妄想、思い過ごしだと思うが」

   そんな中、現在、取り沙汰されている衆院選出馬の件についても言及した。東国原知事はメディアの興味は、「僕が、出馬するか?しないか?の極めて単純な方向だけが先行する。極めてワイドショー的である」と指摘。また、民主党、自民党の政策についてコメントしても、メディアは全く取り上げないことを非難する。そして、次のように胸のうちを話す。

「出馬することのメリットやデメリットやリスク、出馬しないことのメリットやデメリットやリスク。それがどう宮崎や地方に効果を与え、どう効果を与えないのか? 等、どこも分析・研究していない。きっと、分析・予想・洞察能力、または探求しようとする能力が無いからだろう」
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