09年3月の大学卒業時に「最終決断」?
会見では、柔道連盟側に総合格闘技への興味があることを伝えたことを認めながらも、
「今は国士舘大学の学生なので、卒業することを第一に考えています」
とトーンダウン。総合格闘技への転向について問われると、
「将来、行ってみたいという興味はありますが、焦ってもしょうがないし、時間をかけてゆっくり考えたい」
と、やはり転向への意欲は残っている様子。また、
「父親も先生(監督)も『卒業が第一』と考えています。自分は授業に出るようにしています」
とも述べ、今回のトーンダウンの背景には、周囲から「格闘技よりも卒業を優先させるべき」といった説得があった可能性を示唆した。
石井選手の今後の身の振り方については、09年3月の大学卒業時に明らかになるものと見られ、現段階では全日本柔道連盟の広報担当者も
「それ(今後の対応)は然るべき委員会が決めること、現段階では、具体的なアクションは全くありません」
と話している。