プロ野球横浜ベイスターズの石井琢朗選手(38)が2008年10月3日のブログで「引退」を否定。「自分の野球人生に悔いのないように」とも綴っているが、今のところ来季の去就ははっきりしない。
自身の「戦力外」「引退」報道に驚いているという石井選手。いきなり、渦中、いや火中に放り込まれた感じだったと振り返ると同時に、「お陰で今日一日、すっげぇ居心地悪かった。何か、俺が悪いの?って言うか悪いもの全部背負ってるような気分にさえなったよ」。
ここ数年の状況をみれば、球団が「戦力外」と判断しても不思議はない。球団から何か厳しい話をされたのは間違いなさそうだが、石井選手は、自身の野球人生を悔いないものにすべく、たとえチームが変わっても現役を続ける意向だ。
「帰りの駐車場でのたくろーコールも嬉しくて
感極まったけど、けど泣けないんだよね。
まだ、引退するわけじゃないから」
「そして引き際は自分で決めます。
せっかく前向きに進んでるところ、後ろ髪引っぱられても。
こんな志半ばで、まだまだ引けませんよ」
「引き際に美学はあっても
引退は美学ではありませんから」
ファンからのエールは励みになるとしながらも、「今はあまりあおらないでそっとしておいて下さい。辛いです」と、心中は複雑のようだ。