「畑にうちの店のカゴが置いてあった」
レジ袋を有料化している他の地域で、こんなことはあるのだろうか。6月から全域でレジ袋を有料化している山形市に展開するスーパー「やまと」は、3月21日からレジ袋を2円で販売している。小林久社長は、カゴの持ち去りについてこう話す。
「畑にうちのスーパーのカゴが置いてあるのを見たことがあります。農作業に使っているのでしょうか」
また、全国チェーンのイオンは、
「カゴの持ち去りが増えているという話は、聞いていません」
といっている。先の富山のスーパー店頭の話のように、深刻な問題というわけではないようだ。
ところで、「Yahoo!知恵袋」に、持ち帰った買い物カゴの用途に関する、こんな書き込みがあった。
「持ち帰ったカゴは自宅で洗濯カゴや、野菜のストック用などに使っているらしいですよ」
「建設業界では工具や小さい材料(水道継ぎ手・支持金具など)を入れるカゴとしています」
富山県といえば、毎年、住みやすい県の第一位。そこでちょっと困った話題かと思ったが、あちこちで起きている「現象」でもありそうだ。