タレントの若槻千夏さんが、9か月のブランクを経てテレビに再び出演した。変わり者キャラは変わらず、「インド人はウソつき」といった放言を連発。ブランクの間にしたという古着の買い付け・販売については、なんともう飽きたと発言した。彼女は本当に大丈夫なのか、芸能活動は続けられるのか。
9か月ブランク「スケジュール合わず」
若槻千夏さん(24)の変わり者キャラは、ブランクを経ても健在だった。2008年9月18日未明放送のテレビ朝日系「堂本剛の正直しんどい」に出演した千夏さん。スタジオにも楽屋にも来ず、東京・六本木のカラオケボックスに待機していた。
その理由は、久々のテレビで緊張し、カラオケでテンションを高めたというもの。司会の堂本剛さんらは、あきれながらも、到着するや「復活」や「休業」のわけを早速ただした。すると、千夏さんいわく「マネージャーに確認したけれど、スケジュールがことごとく合わなかったんだって」。つまり、ブランクはたまたまで、休業していなかったというのだ。
さらに、千夏さんらしい放言は続く。08年7~8月の1週間弱、旅行していたインドを紹介しようと、都内のインド料理店に移動。そこで、本場料理と同じかどうか聞かれた千夏さんは、「ううん、こっちの方がおいしい」。さらに、タージ・マハルを「タージ・ハマル」と呼んだり、インド人について、なんと「10人中10人がウソつき」と言い放ったりしたのだ。これには、さすがに「そんなハズはありません!」との字幕が付いた。
また、古着の買い付けに行ったタイでは、好きなタイ人ができたが、強引にデートを迫られた別のタイ人(25)と1か月ぐらい付き合ったとも明かした。
「今まで通り芸能活動を続けます」
ブランクの9か月中、若槻千夏さんはこれまで、公式サイトなどを通じて販売中の古着を米ロサンゼルスなどで買い付けていたと説明している。ところが、写真週刊誌が「神経性胃炎」と難病の「潰瘍性大腸炎」のため06年11月にレギュラー番組を休んだと報じたことがあり、千夏さんが08年1~3月に渡米したのは治療のためとの説が出ている。アメリカの方が進んだ治療が受けられるためだ。
9月18日の番組では、この点について、千夏さんからの説明はなかった。そして、本当に古着販売に情熱があったのか疑わせるような発言が相次いだのだ。
渡米中は、アポもなく、「古着のバイヤーって何すんですか?」と聞いて回り、ようやく古着の倉庫を紹介された。すべて一人で行動し、ロスでは700着ぐらい買い付けたという。しかし、日本で販売しても、その苦労に比べて儲からず、東京・代々木公園のフリーマーケットでは、500円の古着が300円に買い叩かれた。そのうえで、番組では、4月には「やる気なくしちゃった」と発言した。
さらに、古着買い付けには語学力が必要とされるが、番組では、「英語はそんな、片言なんですよ。(付き合ったタイ人と)ちゃんと話をしようとしたとき、何一つできなかった」と明かしている。
番組で、古着販売とテレビタレントのどちらがいいか聞かれた千夏さんは、「100%テレビでしょ。古着を本当に職にできるのかといえば、大変だなというのを知ったわけじゃないですか」と答えていた。
ブログを休止するといってすぐに再開を明らかにするなど不規則発言が目立つ千夏さん。今後の芸能活動に影響はないのだろうか。
所属事務所のプラチナムプロダクションの広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、「今まで通り芸能活動を続けるよう頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします」とだけ話している。