特に小学校の教員は増やさなくてはいけない状況
文科省教職員課はJ-CASTニュースに対し、
「大都市部を中心に大量退職者が多くなり、特に小学校の教員は増やさなくてはいけない状況。大学側へのニーズも高まっている」
と話す。
東京都教育委員会によれば、都内の小・中学校の教員募集人数と採用者数が02年から増加傾向にあるという。「団塊世代の大量退職による人材不足」(同委員会)があるからだ。新宿教育委員会も「小学校の教員の退職者がこれからピークを迎える。新規採用での教員需要は高まっている」と話す。
文科省教職員課は、
「教員需要が低い2000年頃は、教員養成課程の学生以外に学生を振り分ける大学が増ました。最近では逆に教員養成課程を増やす国立大学が多くなってきていると言えます」
と話している。