巨人の渡辺恒雄球団会長は2008年9月10日、09年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督について、ソフトバンクの王貞治監督が望ましいとの見方を明らかにした。王監督は、前回大会で日本を初代王座に導いている。
渡辺会長は当初、北京五輪で指揮をとった星野仙一氏を推すとしていた。しかし、この日は一転、「人間の中では星野が一番と言ったが、WBCや五輪には神様が必要。今度はメジャーから選手に戻ってきてもらわんといかん。そういうことができるのはワンちゃんしかいない。コミッショナー以下が土下座して頼むしかない」と話した。
なお、胃がん手術を06年にした王監督は、「現在の体調では全うできないし、全うする自信がない」とマスコミに答えている。