「遊んでいて交通費まで使ってしまった」
都営地下鉄によると、子供用切符で自動改札を通るとランプが点灯する仕組みになっている。駅員はランプがついた場合は利用者を確認し、明らかに子供でない場合は呼び止めて事情を聞く。間違えて子供用を買っていた場合は追加料金を請求し、悪質な場合は利用した路線の料金の3倍の支払いを求めることになっている。しかし、駅員休憩室などに同行を求めることはあり得ない事なのだそうだ。
都営地下鉄はJ-CASTニュースの取材に対し、大人が子供用の切符を使う不正行為が増えているかどうかは調査していないためわからない、としているが、
「傾向的には若い人の不正行為が多く、交通費を安くしたい、とか、遊んでいるうちに交通費まで使ってしまった、などの理由があるようです」
と話している。それでは他の鉄道でもこうした不正行為が増えているのか、JR東日本、JR九州、東急電鉄なども、
「大人が子供の切符を使う不正行為の調査をしていないため、増えているかどうかについては回答できない」
という答えだった。