中国向け仮想商店街に小型コンビニ 日本郵政が新規事業に本腰

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通常のコンビニの3分の1から5分の1の小規模簡易型

   一方、郵便局会社がローソンと提携し、郵便局の待合コーナーに開設する小型のコンビニ「JPローソン」は、第1号店が2008年8月6日、東京都中央区日本橋の日本橋郵便局にオープンした。8月中に千葉、埼玉、神奈川の3県にも計5店を出店する。

   2008年2月のローソンとの包括提携で、郵便局内に併設したローソンは、これまで東京都や横浜市はじめ全国に6店舗あるが、これは郵便局がローソンにスペースを提供し、ローソンが店舗を運営するというものだった。今回のJPローソンは、局内の空きスペースを利用し、郵便局会社自身がコンビニを直接運営するのが特徴だ。待合室など空きスペースを利用するため、店舗面積も販売するアイテム数も、通常のコンビニの3分の1から5分の1程度と小規模な簡易型コンビニになる。

   日本橋郵便局はじめ、拠点郵便局の近くには、既に大手コンビニが出店しているため、局内の小型コンビニにどこまで需要があるのかは未知数だ。今回の出店はあくまで実験的な試みで、郵便局会社は利用者の反応を見て全国展開を検討するという。

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