女優の水野美紀さんは、映画版が公開間近の米ドラマ「SEX AND THE CITY」を観て、日米の恋愛感の違いに驚いたと、2008年8月14日のブログに書いている。
「男が女遊びするみたいに、女も感情抜きで
男を抱いたっていいのよ」
登場人物のそんなせりふを紹介している。ドラマでは、米ニューヨークで働く4人の独身女性が自由に恋愛する姿が描かれている。「かなり過激な恋愛感がさらーっと語られる」「これがマンハッタンのリアルな現状なのかしら」と衝撃を受けたようだ。
また、「I Love You」の感覚についても、違いがある。
「日本人は大抵、『I Love You』があってから付き合うものだけど、
あっちは違うのね。付き合って、その後『I Love You』に発展するかはまた別、 というか」
どう見ても付き合っている、夜も一緒に過ごしている2人がいる。水野さんの感覚では「これはもう、愛し合っている」ということになるが、ドラマではだいぶ日が経ってから男性が女性に初めて「I Love You」と言う。
「付き合って、それから『LOVE』に発展して、それから正式なお付き合いに なるみたい。
正式に付き合うまでの『お試し期間』があるみたいな。
わが国より、一工程多いわけですね」
と、分析している。