「あまりキャラクターを感じない」との声も
2人が所属する三洋電機バドミントンチームは、夏休み中もあって取材できなかった。しかし、バドミントン界としては、看板ペアの2人を手放したくないらしい。
バドミントン協会の事務局長は、テレビ局のオファーの可能性を否定し、キャスターとの兼業について「そんな甘いものではありません」と話した。「報道では、潮田の母親が今後について話していたようですが、親としては、苦労したのを見ればやらせたくないと思うかもしれません」と理解を示しながら、「うちは競技中心にやってほしい」という。オグシオの一人、小椋久美子選手(25)を含めて、「2人が現役続行となる可能性は強いと思います」と断言した。
オグシオの2人は、これまでに公式写真集のほか、DVDが発売された。また、CMに出演したり、07年の流行語大賞にノミネートされたりもしている。08年8月11日付産経新聞によると、07年度の宣伝効果だけで150億円との試算があるという。もし引退しても、やはり人気が続くのだろうか。
キャスターも所属する、ある大手芸能プロダクションの幹部は、J-CASTニュースにやや懐疑的な見通しを明らかにした。
「うちとしては、あまり興味がないですね。テレビ番組の取材場面やドキュメンタリーを見ていても、あまりキャラクターを感じないんですよ。むしろ陣内貴美子さんの方が魅力があります。よくてレポーター止まりで、業界向きじゃないと思います。スポーツをやっていたから輝いていました。ロンドンを目指すか、指導者の方がいいのでは」
ただ、ネームバリューがあるので、引き合いはあるはずだという。「ビジュアル面は、悪くないと思います。確かに、一流の方は、ほかの仕事をそこそこにこなしますからね」