人気タレントで司会者の島田紳助さんが2008年8月11日に放送したテレビ番組で、自らがプロデュースする「羞恥心」のメンバー上地雄輔(29)さん、野久保直(27)さんに、現在は付き合っている彼女がいないこと、「芸能界の甲子園」に行くまでは彼女を作る気持ちがないことも明かした。
高校球児のようなストイックな生き方
「『芸能界の甲子園』に行くまで彼女を作る気持ちがない」と上地雄輔さん
島田さんが「羞恥心」について語ったのは、日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」。番組では「人を叱る」ことがテーマになり、ゲストの秋元康さんと島田さんが意見を交換し合った。
秋元さんは人気アイドルグループ「AKB48」のプロデューサー。AKBの彼女達に「努力しなさい」などと叱ることもあるが、彼女達からはオッサン臭い、説教臭い、などと思われていて、なかなか思いが伝わらない。叱るのは凄く体力がいる。
「それでも僕らは言い続けるしかないんじゃないかと・・・」
島田さんはこの話を受け、プロデュースしている「羞恥心」の3人について、あんな「おバカ」ぶりを披露しているのに実際は「本当に良い子」なのがすごい、と持ち上げた。アホだけれども最高のセンスを持ったバカ、とも説明する。
上地さん、野久保さんに現在付き合っている彼女はいないそうだ。
「テレビでキャーキャー言われとるときに、20代でなんで彼女がおらんのよ、と。大丈夫なん?」
と聞いたら、
「はい!今はいいです」
と答えたのだという。
「彼らは芸能界に居ながら、高校球児のようなストイックな生き方を選んでいる」
というのが島田さんの解説だった。
「芸能界の甲子園に出るまで彼女を作らん」
上地さんと野久保さんは元高校球児。上地さんは大リーグ・レッドソックスの松坂大輔選手と横浜高校でバッテリーを組んでいた。野久保さんはプロ野球のドラフト候補にもあがっていた。島田さんは、彼らは高校野球をまだ続けているようなものだとし、
「(彼女を)いま作ったらアカン。なぜなら僕達(芸能界)の甲子園に行っていない。甲子園に出るまで彼女を作らん、という、高校野球をやっているあのままの思いですよ」
と力説した。
また、結婚しているもう一人のメンバーつるの剛士さん(33)については、酒の席で、浮気をする気はあるのかと訊ねたら、
「いえ、しません。奥さん愛してますから」
ときっぱり言われたという。こうした「純粋」さを見せつけられた島田さんは、自分がとんでもない人間に思えてしまったそうだ。そんな島田さんに対し秋元さんがこう聞いた。
「羞恥心のように、甲子園目指している子達が都大会優勝して、今度は甲子園行って・・・それは楽しくないですか?」
すると島田さんは、
「めっちゃ楽しいです」
と即答した。