ドラッグストア大手のマツモトキヨシ(千葉県松戸市)は、化粧品や美容雑貨を中心とした新業態の店舗を2008年中に開業する。30歳代女性をメインターゲットとし、主要都市に将来的には100店舗まで拡大する。
広報担当者は、「社内で教育した美容部員を配置し、ドラッグストアという業態では扱えなかったブランド化粧品も扱う。またこれまで、ショッピングモールなどでは食料品売り場に出店することが多かったが、新業態はファッション性の高いフロアに出店していきたい」と話している。
今後はコンビニエンスストアなどでも医薬品を扱えるようになり、ドラッグストアを取り巻く環境は激変すると予想され、将来への対応策として、業界に先駆けて手を打ったとみられる。