医師の過重労働深刻 7割が「仲間の辞職・休職、死亡」経験

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   「勤務医の労働環境を考えるシンポジウム実行委員会」が実施したアンケート調査で、医師の7割が過重労働による仲間の医師の辞職や休職、死亡を経験していることが明らかになった。

   同委員会では、「あなたを診る医師がいなくなる! 過重労働の医師を病院は守れるのか」と題したシンポジウムを2008年6月28日に開催した。参加者を対象にアンケートを行ったところ、医師の73%が「過重労働が原因での辞職や休職、死亡した仲間がいる」と答えた。

   実行委員長を務める松崎内科クリニックの松崎道男院長は、「医師は患者を抱えているために逃げられず、過重労働になりやすい。労働基準法がまったく守られていない」と訴えている。

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