ここ3か月で駒大生を名乗る問題発言が3件
慶大広報室では、J-CASTニュースの取材に対し、「プライバシー保護」を理由に、事実関係の確認を頑なに拒んでいる。慶大生を名乗る人物は、名前を書き込んでいるが、広報室では、「事実を把握したのであれば、適宜対処することになります」と答えるのみだ。
一方、駒澤大広報課では、調査中であることを明らかにした。そして、「学生の存在をまだ確認していませんので、確認ができ次第対応します」としている。大学には、「処分をどのようにするのですか」などメールや電話の問い合わせが来ているという。
ところで、駒澤大では、ここ3か月、同大生を名乗ってミクシィで問題行動を告白するケースが相次いでいる。6月には、未成年にもかかわらず無免許で飲酒運転を告白したことが騒ぎに。日記では、「明らか飲酒運転よね 笑」「けど無免許運転の方がもーっとハラハラしたよ~。笑」などと、あっけらかんとしている。また、7月には、女子学生を名乗る人物がファーストフード店で、東洋大に落ちた腹いせに同大生の客に出したシェイクに雑巾の絞り汁を入れたとの告白が発覚している。
この2件について、駒澤大広報課では、「そのような話は聞いていますが、学生の存在をまだ確認できておらず、事実かどうか分かりません」とだけ回答。ただ、止まらない告白に困惑した様子。「ほかの大学でも多いと聞きます。配布資料で学生に『責任を自覚してほしい』と注意を促す例もあったようです」とも話す。駒澤大では、学生向けのガイドブックを配り、未成年の飲酒禁止のほか、ネット上の書き込みに注意するよう指導しているという。