相次ぐ青木アナ「不倫報道」 TBSに抗議「ゼロ」の不思議

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   「不倫疑惑」を取りざたされているTBSの青木裕子アナウンサー(25)。週刊誌やスポーツ紙などがこの問題を書きたてる中で、本人は「プライベート」を理由にコメントを拒んでいる。同じく野球選手との「不倫」が報じられた山本モナさん(32)はテレビ局に抗議が相次ぎ、キャスター降板を余儀なくされた。しかし、青木アナについては降板を求める意見は「全くない」のだという。いったいなぜなのか?

「週刊現代」「週刊朝日」がディレクターとの不倫報じる

   青木アナの「辞任」報道が出たのは2008年8月1日。日刊スポーツは、仕事上の悩みがあることなどを指摘して、「秋にも退社」と報じ、スポーツ報知は、近く発売される週刊誌に「プライベートな問題を報じられる」として、「一両日中にも退社の運び」との見方を示した。さらに同日の夕刊紙は、青木アナの「不倫」に踏み込んで報じていた。

   渦中の青木アナは、2008年8月3日に、TBS系の情報番組「サンデージャポン」に生出演した際、アナウンサーを続けていくことについて上司と相談していたことを明らかにしたものの、これからもTBSのアナウンサーを続けると述べた。

   爆笑問題の太田光さんに「バイトの女の子みたいなこと言うな」といわれるほどアナウンサーらしからぬ喋りっぷりだったが、しかし、話が「不倫疑惑」に及ぶと一層歯切れが悪い。

「今回いろんなことが理由として挙げられているみたいなんですけども、なんで、そんなことが何でこう書かれているのかということについては、私もよくわからないというのが、じ・・・っさいのところで・‥」

   そのあとで、コメントを控えると発言した。

   2008年8月4日発売の「週刊現代」(8月16日号)は、青木アナと30代後半の「フリーの敏腕ディレクターSさん」との「不倫」疑惑を報じている。同誌は、TBS関係者の証言として、「Sさんの奥さんがTBS側に怒鳴り込んで、TBS側が事情を聞くために青木アナを呼んだところ、青木アナが逆ギレして辞表を提出した」などとするコメントを紹介している。また同日発売の「週刊朝日」も「青木アナに対して不倫についての社内調査があったのは間違いない。彼女は不倫を認め、ディレクターのXから『2年後に離婚する』と聞かされたのをひたむきに信じている」というTBS関係者のコメントを紹介。両誌が報じる「不倫疑惑」は、ディレクターと青木アナが不倫関係にあって、TBSが不倫調査をし、それがきっかけでTBSを退社する、という点で奇妙な一致をしている。ただ、このディレクターは「週刊朝日」の取材に対しては「不倫」を全否定しているようだ。

モナのほうがはるかにビッグだった?

   TBS広報部はJ-CASTニュースに対し、青木アナの「不倫」については「把握してない」としている。また、降板など抗議の問い合わせについても、「全くきてません」と述べている。「不倫騒動」と女子アナといえば、山本モナさんが、フジテレビの新番組のキャスターを「降板」したことが記憶に新しい。この時はフジテレビに抗議が殺到し、事務所が活動自粛の書面をマスコミ各社に送付するまで発展しており、青木アナの場合とは随分と状況が違う。

   作家の麻生千晶さんは、

「その程度の女子アナってことなんじゃないでしょうか。私はその程度の認識しか持っていませんよ。それに比べれば、モナさんのほうがはるかにビッグだったということでしょう」

と指摘している。TBSも咎めだてするよりは、この騒動を放置するだろうとの見方だ。

   青木アナは、06年に「サンデージャポン」担当ディレクターとの不倫が写真週刊誌に報じられ、07年夏には別の「サンデージャポン」関係者との交際が発覚するなど、何かと「お騒がせ」だが、特に降板などの騒ぎにまでに発展していない。8月4日の携帯ブログ「青木裕子の明るく楽しく」でも騒動について何も触れていない。

「今日はスケジュールゆったり。体調がすぐれず・・・お腹いたい、頭いたいで・・・ゆっくりします」
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