ジャパンタイムズの性的記事配信 「海外に誤解与える」と批判出る

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   ジャパンタイムズが自らのサイトで、日本人の性的な行動を強調する週刊誌記事などを海外などに多数紹介していたことが分かった。毎日新聞英語版サイトのような改変の指摘はないものの、ネット上では「海外に誤解を与えかねない」と批判が出始めている。

「主婦のセックス もっと金を稼ぐために」

週刊プレイボーイ引用の2006年5月14日付記事
週刊プレイボーイ引用の2006年5月14日付記事
「既婚女性からの反応は、驚くべきものでした。性風俗店には1人の募集に電話が40件も殺到するほどで、彼女らはすぐに仕事を始めたいようにみえます」

   ジャパンタイムズのサイト記事で、週刊朝日2002年6月7日号の記事にあるとされた風俗雑誌販売員の告白部分だ。このサイト記事では、風俗ライターの次のようなコメントも紹介されている。

「『リストラひも』と呼ばれる女性らの夫たちもいます」「最近は、夫がリストラされた家庭では、家計を助けるために売春に手を染める妻は珍しくありません」

   このサイトは、「TOKYO CONFIDENTIAL」。毎週日曜日に、週刊誌から性に限らず様々なストーリーを3本ほど紹介している。週刊朝日の記事は、ジャパンタイムズの米国人記者が書いた02年6月2日付サイト記事で紹介された。「主婦のセックス もっと金を稼ぐために、もっと無貞操になるために」と刺激的なタイトルが付けられている。

   サイトには、この記事のほかに、性的に特異な行動を紹介する多数の記事がストックされている。例えば、06年5月14日付記事では、週刊プレイボーイから引用し、田舎の子どもたちは楽しみごとが少ないため、飲酒やセックスに耽るという医師の話を紹介。また、07年8月5日の記事では、日本人女性100人が少なくとも1回は即エッチを認める主義になったと告白したというSPA!の記事を報じている。タイトルは、それぞれ「田舎のセックス暴走に踏み殺される少女」「即エッチ 性ホルモンが論理を凌駕するとき」とかなり刺激的だ。

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