徹夜で並んで購入した若者には「転売」目的もいる
ところが、翌12日のモデル別シェアでアイフォーン3Gは20.9%、ソフトバンクのシェアは36%に早くも低下。初日の好データはアイフォーン投入に伴う瞬間風速的な数値であることを裏付けた。
しかし、携帯電話業界関係者によると、アイフォーン3Gを徹夜で並んで購入した若者らの間では、端末が品薄となることを見込んで、転売するために購入した人が相当数含まれているという。正確に言うと、携帯電話は転売できないため、名義変更することで、実質的に希望者に高値で売り飛ばすのだという。
GfKジャパンは「発売から1週間程度で、シェアは落ち着く」と見ており、今後も調査を継続する方針だ。アイフォーン3Gの販売上の実力がわかるのは、次回調査がまとまる8月下旬となりそうだ。