「角が取れたというか、丸くなった?」
同番組の佐々木亮太アナウンサーは、
「角が取れたというか、丸くなった?」
と驚いた。小木逸平アナウンサーは、
「もともと非常に繊細で、クレーバーで、全体的に分っている方らしい」
と持ち上げた。ただし、過去に父親の史郎氏に対し「興毅選手は大人ですよねー」と言っときに、「大人ってなんやー!!」と怒鳴られたことがある、というエピソードも披露した。
東日本ボクシング協会は08年7月14日に亀田兄弟の独立ジム「亀田ジム」の申請を受理した。08年8月11日の理事会で認可される予定だ。日刊スポーツ(08年7月15日付け)によると、「亀田ジム」の推薦人のワタナベジムの渡辺均会長は、今後の亀田兄弟の選手活動に関する条件として(1)WBA王者坂田健史選手、WBC王者内藤大助選手などとの日本人対決の実現(2)ボクシングルールと対戦選手へのマナーの厳守(3)東日本協会が行うチャリティーなどへの積極参加、を挙げている。
果たして、興毅選手がインタビューで示したように、亀田一家は変わったのか。そしてダーティーなイメージは払拭され、善玉人気者として変身するのか。テレビ朝日系「やじうまワイド」(08年7月15日)でも、亀田家の「今後」が話題になった。メキシコでの興毅選手の試合で、史郎氏がセコンドを自粛したことについて、青森大学社会学部教授でコメンテーターの見城美枝子さんが、
「仏の顔も三度まで、と言うけれど、もう一回(亀田家の再出発を日本のファンが)見守るのかというと、瀬戸際ですから。3兄弟のためにも、お父さんは自粛、頑張ってほしいです」
と話していた。