厚労省はやっぱり暇だった? PCで「ゲーム」「チャット」三昧

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   厚生労働省でチャットやゲーム、お笑いなどの業務と関係のないWebサイトへのアクセスが1日で約12万2000件あったことが明らかになった。巨大掲示板「2ちゃんねる」へのアクセスも1日で約3700件に上った。

業務と関係ないサイトのアクセス制限のために調査

厚労省のPCでは1日12万件の業務と無関係なアクセスがあった
厚労省のPCでは1日12万件の業務と無関係なアクセスがあった

   厚生労働省の官用パソコンで業務とは無関係のネット閲覧が1日12万2000件あることが分かった。

   同省によれば、08年5月7日、職員約5万5000人のうち、本省と8つの地方厚生局にある約5500台のパソコンを対象にインターネットの閲覧状況を調査したところ、総閲覧件数約1000万件のうち、掲示板やチャットなどのサイトに約7万5000件、ゲーム関連サイトに約4万1000件、お笑いやアニメ関連のサイトに約6000件のアクセスがあった。うち「2ちゃんねる」へのアクセスも約3700件に上った。

   同省統計情報部はJ-CASTニュースに対し、「どのような目的で利用したのかはわからない」とし、「2ちゃんねる」への書き込みについても「今回の調査は閲覧のみでそこまではわからない」と説明している。こうしたサイトにアクセスしてしまう実態については「何とも言いがたい・・・」と歯切れが悪い。

   厚労省では07年8月、自由に編集できるインターネット上の百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」の長妻昭民主党議員や美少女アダルトゲームの項目を同省のパソコンから編集していたことが判明。舛添厚労相も「バカなことしてないで書き込みする時間があるなら職務に励んでほしい」と述べていた。同省は業務と関係ないサイトのアクセスを制限するために今回の調査に乗り出したが、そのとたんに業務と関係ない大量のアクセスが判明してしまった、ということらしい。

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