「被害者の会」週明けにも再抗議 朝日「死に神」報道に批判とまらず

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朝日新聞のコラムでも「素粒子」をチクリと批判

   ネット上でも朝日新聞への批判が相次いで書き込まれ、「gooニュース畑」では

「法務大臣として刑事訴訟法に基いた職務を遂行してるだけなのに、何故批判されなければならないのでしょうか?」
「他人を『死神』と誹謗中傷することに何の躊躇も編集も無い事が問題なんじゃないですか?」

といった批判的なコメントが次々に書き込まれている。

   一方、「地下鉄サリン事件被害者の会」は2008年7月3日に同社に抗議。全国犯罪被害者の会(あすの会)も6月25日に「犯罪被害者遺族の感情を逆撫でされる苦痛を受けた」などとして同社に抗議したが、6月30日付で寄せられた同社からの回答に不満を示している。同会代表幹事の岡村勲弁護士はJ-CASTニュースに対し「(回答は)満足できるものではなく、再抗議と再質問をしたい」と述べており、早ければ週明けにも同社に再抗議する方針だ。

   2008年6月30日の朝日新聞のコラムのなかでは、池上彰氏が今回の「素粒子」をチクリと批判。死刑執行を命令するのは法相の本来業務としたうえで「本来業務をしたことに対する批判というのは無理があります」と述べている。また、自身も新聞記事を批判するが「他者への批判は、結局自分に返ってきます」と述べ、こんな風に述べている。

「今回『素粒子』の筆者は、読者から多数の批判を受け、『批判される立場』の辛さを痛感したはずです。今後は、自分が批判する相手の『批判される痛み』に想像を馳せた上で、『温かい批判』をすることを期待します」
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