「2ちゃんねる」では10万を超える書き込み
ネット上の掲示板やブログでは「変態ニュース」発信の事実が明らかになってからというもの、毎日新聞社や常務デジタルメディア担当だった同社社長、記事を書いた外国人記者への批判が相次いでいたが、一部で、別の部門を担当する女性記者の情報などが晒されるなど、個人を誹謗・中傷する書き込みがあったようだ。しかし、ネット上では毎日新聞の「警告」に対して反発する書き込みが相次いだ。
「誹謗中傷で法的措置というと、原告が女性社員で被告が毎日新聞だろうか」
「そうだね>日本人女性全てに変態新聞を名誉毀損で訴える権利がある」
といった皮肉なコメントが書き込まれている。
さらに巨大掲示板「2ちゃんねる」でも、毎日の「警告」が出されてから2008年6月30日夕方現在までで10万を超える書き込みが相次ぎ、そのほとんどが、同紙英語版サイトが配信した記事について「許せない」といった批判的なもの。なかには誹謗中傷や罵詈雑言も多く含まれている。
ネットでは住人たちが一つの話題に群がり、ときに悪意が燃えさかる。彼らはそれを「祭り」と呼ぶ――これは2007年元旦の毎日新聞の1面記事で書かれた文章だ。そして、今回「祭り」の渦中にいるのが毎日新聞と言うことになりそうだ。