コンビニで「飲みもの」を買って CO2削減に貢献する

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どのくらいCO2削減に役に立ったのかがわかるサイト開設

CO2が日々減っていく様子がわかる専門サイト「飲んでエコ.jp」
CO2が日々減っていく様子がわかる専門サイト「飲んでエコ.jp」

   両商品のパッケージには、さりげなく「飲んで参加しよう! 地球温暖化防止」として、アピールした。最近は2次元コードのシールをパッケージに貼ったり、蓋のところにぶらさげたりといった商品PRが目立つが、「それではちっともエコではない」とやめた。「ジョージア グリーンプラネット カフェオレ」はクリーム色に緑色で「GREEN PLANET」の文字と、ハートを抱いた地球のデザインでシンプルさを前面に押し出した。

   また、自分が買った飲みものがどのくらいCO2削減に役に立っているのか、消費者にわかるようにした共同運営の専用サイト「飲んでエコ.jp」を開設した。そこに「飲んでオフセットされるCO2の量」を表示、日々CO2が減っていく様子が数字でわかるようになっている。エコが楽しくなるコンテンツとしてゲームなども取り入れた。

   ローソンにとって、CO2排出権付き商品プロジェクトは4月8日から取り組んでいる「CO2オフセット運動」の第2弾で、ライオンやパナソニックなどの協力も得ている。第1弾では50ポイント(100円=1ポイント、1口)でCO2排出量減量10キログラムと交換する「ポイント交換でCO2削減」を展開。これが好評で、50口(250ポイント)の目標達成で配布したエコバックは1年間で130万枚にのぼった。

   ローソンCSR推進ステーションのアシスタントマネジャー・長谷川泉さんは「今年がCO2元年の気持ちで取り組んでいます。消費者に身近なコンビニが(CO2削減に)取り組むことは大事です」と意気込んでいる。

   削減するCO2、1キログラムを体積で表すとサッカーボール約100個分に相当する。パソコンの使用時間に換算すると約80時間、シャワーの使用だと約14分で排出される量にあたる。クルマをもたない人が1日あたりに排出するCO2は平均約4キログラムというから、人は案外たくさんのCO2を排出している。

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