東国原知事「暴露本」で秘書を提訴? 本気なのか「ネタ」なのか

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26日に予定されていた出版会見が急きょ中止

   吉川秘書をめぐって訴訟を検討しているというのは本当なのだろうか。宮崎県秘書広報課の報道担当者は、

「知事個人のことなのでわからない。しかし、知事は本気で訴訟をしたりしないのではと思っている」

と話す。吉川政務秘書は現在でも政務秘書という立場は変わっていないというが、「知事は怒っているのか」という問いに対しては、「それはあると思います。ブログに書いてあるとおりです」と述べており、どうやら東国原知事は怒っているというのは本当のようなのだ。

   『知事、まさか今夜もピザですか!?』をめぐっては、2008年6月26日に予定されていた出版会見が急きょ中止になっている。出版元の双葉社はJ-CASTニュースに対し、

「会見の前日に、著者からスケジュールの調整がつかなくなったと連絡があり、中止とさせて頂きました」

とコメント。実際に東国原知事側から抗議があったのかについては、「今のところ全くないので(そういった話については)お答えできません」と話しており、それ以上のことは分からない。

   ただ、東国原知事の冗談ネタといった見方もある。というのもブログでは、この書籍について印税の全額寄付を求めているほか、「鬼の洗濯板で実際に鬼になって洗濯をするとか、天孫降臨の高千穂で、天に届く逆バンジーとか、住吉海岸侵食対策・人間ヘッドランドとか、きちんとした誠意ある大人の対応、謝罪等を求める」と到底真面目に受けられないような「謝罪」を要求している場面もあるからだ。宮崎県庁の関係者も「最後の記述がありますからね。たぶん冗談だと思うのですが・・・」と漏らしている。しかし、冗談にしてはやり過ぎのような・・・

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