「実際そういうことをやっていることはありません」
熊田さんの「写メ」発言は、デジタル万引きの告白なのか。
所属事務所アーティストハウス・ピラミッドのマネージャーは、J-CASTニュースの取材に対し、
「実際そういうことをやっていることはありません」
と否定した。そして、次のように、「写メ」発言が飛び出した理由を説明した。
「多少、マナー違反という認識はありましたが、足らなかった部分がありました。生放送の中で何かコメントしなければならないと思い、つい軽率に言ってしまいました。うかつだったと思います。中尾さんたちから指摘されてハッと思い、改めて再認識させられたということです」
デジタル万引きは、携帯カメラが普及し始めた5年ほど前から見られるようになった。全国の新刊書店でつくる日本書店商業組合連合会によると、当時は、面白さ半分で本や雑誌を携帯カメラで撮る行為に手を焼いていた。最近は、ネット上で無料の情報が得られるようになり、フリーペーパーも普及したこともあって、少なくなったのではないかという。
ただ、文化庁著作権課によると、デジタル万引きで撮ったものをネットで流したり、複製して販売したりすれば、著作権法違反になる。