携帯電話で預金、ローンの申し込み、振り込みなどのサービスが利用できる「じぶん銀行」が2008年7月中旬に開業する。6月17日、金融庁から銀行免許を取得したと、三菱東京UFJ銀行とKDDIが発表した。インターネット専業銀行としては国内で5行目。開業3年目で240万口座、預金量1兆円、単年度の黒字化をめざす。
開業当初は、円預金(普通、定期)と振り込みなどの決済サービスをau、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルと、インターネット(パソコン)、電話を通じて、24時間365日提供。その後順次、外貨預金やカードローン、クレジットカード、金融仲介、保険商品を取り扱う。また、auの利用者には、振込先の指定を携帯電話の番号でできる「ケータイ番号振込」やネットショッピングやオークションの決済、電子マネーのチャージなどのキャッシュレスサービスを提供する。